
結論
・アトピー性皮膚炎 かつ 卵アレルギーの疑い がある乳児は、生後半年から少量の卵を食べるといい。
*専門医の指導に従うこと。
日本小児アレルギー学会は16日、卵アレルギーの疑いがあり、アトピー性皮膚炎にかかった乳児に対し、生後半年から少量の卵を食べることを推奨するとの提言を発表した。
アトピー性皮膚炎と診断された生後半年未満の乳児で、血液検査などでリスクが高いとわかった場合が対象となる。
皮膚炎を治療して湿疹が出なくなってから始める。生後6~8カ月はゆでた白身0.2グラムをメドに毎日食べ、その後は段階的に量を増やす。
国立成育医療研究センターなどが昨年、離乳早期から少量の卵を摂取することで8割がアレルギーの発症を予防できるとの結果を発表。同学会の海老沢元宏理事は「摂取を遅らせる従来の指導では患者が増えてしまう。医師だけでなく一般の人にも知ってほしい」と話した。
食物アレルギーは「除去」から「食べる」に180度転換!にも同様の内容を記載
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG16H94_W7A610C1CR8000/